こんばんは。YOUKOです。
今日は第二弾。
午後はムーチー作りでした。
「ムーチー」は漢字で書くと「鬼餅」。県内には色々な伝説がありますが特に有名なのが仲が良かった兄と妹が暮らしていて、ある日、兄が鬼と化してしまい、妹がどうにかしないとと苦渋の選択に迫られ、鬼が好む餅を作り、その中に鉄を入れて食べさせてたそうです。なかなか噛み切れない餅に苦戦しているところを崖から突き落としたと伝わっています。
そんなエピソードから“邪気払い”や“子供の健康を祈願する”という意味で、旧暦12月8日に餅を作って神仏に供える風習になったと言われています。
2024年今年のムーチーの日が1月18日なので、元旦那様のおかあさんからムーチー作りにおいで~と声をかけてもらい娘と作りに行ってきました。
離婚はしましたが、盆・正月には今でも子供たち連れて会いに行ってます。今も普通に接してもらえているのはありがたいです。
ムーチーは、もち粉に砂糖を混ぜて水を加えてよくこねます。耳たぶ程度の硬さになったら洗ったサンニン(月桃)の葉の裏側にのせて、平たく長方形になるように包みます。それを蒸した時、月桃の香りがしてムーチーの季節だなぁとしみじみ感じます(^^)
子供の年の数のムーチーをすだれ状に編んで、壁や柱につるす風習があり、子供たちが小さい頃はに人数分ムーチーを吊るしていましが、今は食べる分を作るだけになりました。
といっても数が半端ではないです(^_^;)
今回、準備したのが9Kgの90個分。私が作って持ち帰ったのが白・赤・紫10個ずつの30個。子供たちだけでは食べ切れないので毎年職場の人にも食べてもらってます。
毎回大量に作るおかあさんなので材料準備や下ごしらえも大変。でも、娘にも作り方を教えてもらっているのでいつか娘が母になっても作ってくれるといいなぁ。
ムーチーの時期の沖縄は冷え込みが厳しく、ムーチービーサといいその前後は例年寒くなるので風引かないよう気をつけようと思う今日この頃です。
皆様も体調気をつけ冬を乗り切りましょう!!